

これまで、図書館とは無縁な生活~
思い起こせば、学生の頃、夏休みに涼みに行った程度しか思い出せない。
それが・・最近は週末は月に3~4回は図書会通い!
理由は北方謙三の「水滸伝」にドップリはままってしまったから。
同書の文庫本第一巻が出た2006年10月から最終巻が発売された昨年4月までの18ヶ月、毎月発売日が待ち遠しく、発売日を知るために朝刊もまずは広告ページのチェックから・・・
本来の水滸伝は、108人の英雄たちが梁山泊に終結し、宋と戦うって話。原典の殆どは作り話。それも妖術や道術など魔法使いまで登場するなど、現実離れした荒唐無稽な物語。
そんな話を北方謙三が一旦分解。そしてそれを一つ一つ組み直し、不足する部分は独創し穴埋めし、矛盾する部分は補修・削除・新設。個々人の性格を形成するため人間臭いストーリーが肉付けされる。
また108人は集結する前にドシドシ死んで行く!北方謙三オリジナルの設定で新しい水滸伝の世界観は構築されているのだ。そのため、原典である水滸伝を愛する人にはおそらく受け入れられない“新しい水滸伝”といわざるを得ないものではある。
反面、北方謙三の文章は読み易いし、心に沁み込んでくる。
言うなれば映画を見ているような漫画を読んでるような気分になる。
登場人物のキャラクター設定の緻密さと多彩さ、また人間臭いストーリーに綺麗ごとなどまったくない。男は男として女を好み女に狂う。人には言えない暗い過去を持つ人間も多い。そして梁山泊ばかりが正義ではない。官軍にも正義があり、本来あるべき国の姿は今の国の姿だとは思っていない人間も少なからず存在させる。
そんな人間と人間の生き方と、熱く長~い戦いにどっぷりはまってしまった。
この北方水滸伝には続編の「楊令伝」がある。この「楊令伝」は昨年からすでに
ハードカバーが発売(9巻発売中)されている。しかし、まだ文庫本が出るのはだいぶ先だろうな・・・。
ということで、待ち切れずに数十年ぶり?の図書館へ~!
当初9巻完結の物語は話が拡がり漏れ聞く声では15巻に?
私の図書館通いはまだまだ続く。。。。


