

おみやげは新鮮野菜!(2008.11.28)
2ヶ月に一度伺う船宿がある。
東京湾入口の浦賀水道を行きかう貨物船やさまざまな船を横目に、釣果が期待できない高級魚を狙って気持ちを高ぶらせながらも、どうせ釣れやしないのだからとのんびりと釣行を楽しむ一日である。
船宿に通い始めた頃、クーラーボックスには氷の方がやけに大きく目立つ思ったとおりの釣果であった。それを見た船宿のご主人と奥さんは慰めるように「残念だったね!これでも食べてってよ。」と漁師が仕留めた魚のさしみや揚げ物を差し出し、我々を勇気づけて帰途に着かせてくれた。何回か行くようになっても相変わらずのサービスが続き、仲間ともどもその船宿にはまってしまった。
2年目を迎える頃には、船からあがって我が家のダイニングテーブルのごとく当日の船上での馬鹿話をご主人や奥さんと交わしながら、極上の料理を楽しむのが常となった。それにしても一生懸命世話をしてくれるお二人には脱帽で、奥さんの手料理も絶品である。最近さらにエスカレートし、三浦の潮風で育った季節の野菜のお土産も付け加えられた。クーラーボックスの中身より野菜の方が多かったりもするが、我が家に帰ってからの同居人の評価は、少しの魚とたっぷりの野菜の方がうれしいらしい。
「正月用の小魚の煮物作っとくから、年末までに来て頂戴ね!」と前回船宿の奥さんから言われ、我が家に帰って報告すると「じゃあ、年末はデパ地下で買わなくて良いわね。」と年末の準備も万全と思っているようである。


